NPO集住センターとは

NPO集住センターは、マンション管理組合の立場にたって、その理事会の管理会社任せではない自主的な活動を支援する団体です。
2004年2月に内閣府より特定非営利活動法人としての認証を承け、活動をしています。政党、企業から独立するため、賛助会員制度は持たず、管理組合会員からの会費及び会員に対する業務費用で運営しています。
集住センターと私の関わりは、1998年に居住していたマンションがわずか築1年で自室へ漏水し、その相談で訪問したのが端緒です。その頃、集住センターは任意団体として活動していましたが、アフターサービス2年以内の修復工事請求や、管理会社変更などを丁寧に指導していただきました。そのお礼も兼ねてセンターの理事に就任し、その後、代表理事をお引き受けして10年が過ぎました。
センターは、2004年にNPO法人となり、寄せられる相談はどんな時代にも変わらぬ管理会社との関係や修繕工事の進め方などから、新しい社会情勢に伴うものまでさまざまです。経験豊富な事務局を窓口に「一級建築士」「マンション管理士」「弁護士」等のマンションに精通した専門家集団とともに会員マンションの問題を解決すべく活動しており、この組織の必要性は揺らぐことはないと感じています。
競合する営利企業や管理組合支援の団体も多くなりましたが、センターはNPOとしての理念と管理組合の側に立ったスタンスを堅持して、管理組合の自主的な活動の相談先として末長く存続する必要があります。そのため、理事会は現在増員して9名の体制で事務局・専門家と連携し、より皆様にとって信頼と信用ある組織になれるよう議論をしています。
これからも集住センターの活動へのご理解、ご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。
代表理事 伊藤 智恵子
【任期:2024年6月23日まで】
【2022年10月1日現在】